フランダース・リコーダー・カルテット日本最終公演2018 

 

日本最終公演に寄せて

 

2018年をもってFRQは全ての活動を終えることになります。

1987年の結成以来、世界中で2500回を超える演奏会を続けて来られたのは皆様の支えによるものでした。

なかでも1996年から始まった日本への演奏旅行は私たちにとって素晴らしい体験となっています。

東京・大阪・栃木・千葉・神奈川・新潟・富山・石川・岡山・鹿児島の各地で

皆様と共に過ごすことの出来た時間を、私たちは決して忘れることはないでしょう。

FRQは終わりますが、音楽は終わりません。

これからの新しい旅立ちのために乾杯!

それでは鹿児島加治屋町教会、そして東京文化会館で!  

FRQメンバー:Bart Spanhoveバルト・スパンホフ)

 

 

 

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フランダース・リコーダー・カルテット(FRQ)

左からPaul Van Loey,  Tom Beets,  Joris Van Goethem,   Bart Spanhove

1987年に結成されたベルギーのリコーダー四重奏団。1990年にブリュージュの国際古楽コンクールで優勝して以来、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ザルツブルグ・オーケストラハウス、ニューヨーク・モルガンライブラリー、東京オペラシティなど全世界を舞台に演奏活動を展開し、絶賛を受けてきました。

使用するリコーダーは長さ2メートル30センチに達するバロックピッチのコントラバスリコーダーから手のひらに収まるソプラニーノリコーダーまで数多く、曲ごとにその組み合わせを変え、ルネサンス、バロックから現代曲に至るまで多彩に音楽を表現します。楽器は厳密な時代考証を経たものを使用し、歴史的に忠実な演奏様式を遵守しています。その演奏は、辛口批評で知られるニューヨーク・タイムズ紙からも「最高水準の弦楽四重奏に匹敵するアンサンブル」という評価を得ています。世界的レコードレーベルのドイツ・グラモフォン社、ハルモニア・ムンディ社、Opus111社、Aeolus社から24枚のCDを発表していることも特筆されます。

 

 近年ではドイツの音楽出版社ハインリッヒ社より四重奏曲集シリーズを刊行し、リコーダーアンサンブルのレパートリー拡大にも貢献しています。現在に至るまでリコーダーのマリオン・フェルブリュッヘン、歌のジル・フェルドマン、弦楽合奏のムジカ・アンティカ・ケルンなど古楽演奏の世界における当代一流の奏者、演奏団体との共演が多数あります。

(FRQの作ったCDは当初40枚と表記しましたが24枚が正確な数です。訂正いたします)

 

 

 

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御挨拶

 

1995年〜1999年の間、私が所属しておりましたフランダース・リコーダー・カルテット(FRQ)がこの度、解散するということになりました。参加した当初はまだ結成後10年もたっておらず皆、若かったのでした。地元ベルギーでも幾度となく演奏会をしました。数ある思い出のなかでも忘れられないのは行く先々で客席からいわゆる「黄色い歓声」が響いていたことでした。まだ音も出していないのに、FRQが舞台に登場するだけで若い女性の歓声が起こるのでした。それまでずっと日本に居た私はそういう現場に居合わせたことがなく「ベルギーのリコーダー四重奏団はなんだかすごいのだな」と非常に驚いたことがあります。

私が脱退した後にはオランダのリコーダー奏者ハン・トルさん、そしてその後には地元ベルギーのトム・ベーツさんが加わりました。

やがて時は流れてゆきました。FRQは歳をとりました。あの頃、FRQに熱い応援を送ってくれた娘さん方も今では素敵な大人の女性となっていることでしょう。2018年冬、FRQの最後のひとときを皆様と共に過ごすことが出来れば幸いです。

(元FRQメンバー :吉嶺史晴)

 

 

 

 

 

 

 

〜 FRQ日本最終公演2018 プログラム “The Final Chapter” 〜

 

アシュトンHugh Ashton (1485-1558)

”仮面”"Maske"

 

カンポPieter Campo(1986 - )

”瞑想”Meditation (2015) ,"炎”Fire (2015)

 

バッハ Johann Sebastian Bach (1685-1750)

パッサカリア ト短調 (編曲 B.スパンホフ)

Passacaglia in g minor BWV 582    Arr. Bart Spanhove

 

ピアソラ Astor Piazzolla (1921-1992)

”オブリヴィオン”Oblivion (1982)    Arr. Joris Van Goethem (編曲 J.V.ゴーテム)

 

プリマLouis Prima (1910-1978)

”シング、シング、シング”Sing, Sing, Sing (With a swing) (1936)

 

バッハJohan Sebastian BACH(1685 1750)

「シャコンヌ」 “ChaconnaBWV1004 from PartitaII (吉嶺独奏)

 

::::::::::休憩::::::::::

 

*ワーロック Peter WARLOCK(1894 1930)

カプリオール組曲(五重奏)

Bass dance Pavane Tordion Bransles Pieds en lair Mattachin

 

*ヴィヴァルディ Antonio VIVAIDI(1678 1741)

和声と創意への試み 協奏曲集「四季」より冬(五重奏)

Il cimento Dellarmonia e dellinventzone RV297 LInverno

Allegro non molto Largo Allegro

 

*ファン・デル・ローストJan Van DER ROOST(1956 - )

組曲「大陸」より アジア – 南アメリカ – オセアニア – アフリカ(五重奏)

Suite for recorder quintet I Continenti”  Asia South America Oceania Africa

 

*曲目は都合により部分的に変更される場合があります。

 

 

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プログラムノート”The Final Chapter

 


 

The Final Chapter 最終章”は2018年末をもって31年間にわたる活動を終えるFRQの集大成のプログラムとなるもので、前半が様々な時代様式による四重奏ならびに吉嶺史晴による独奏、そして後半は五重奏で構成されます。

                       

プログラムはまず16世紀のイギリスの作曲家アシュトンの“仮面”で始まり、1985年生まれのベルギーの作曲家カンポの作品を2曲。現代の曲ですが、いわゆる前衛的なものではなく伝統的な語法によりながらも独特の色彩感を備えた曲です。

 

そしてJ.S.バッハのパッサカリア。もとはオルガンのための作品ですが、FRQのメンバーのひとりB.スパンホフがリコーダー四重奏用に書き直した版を使います。リコーダーでバッハのオルガン曲を演奏することによって私たちは今まで全く体験したことのないバッハの一面を知ることになるでしょう。

 

A.ピアソラの名曲“オブリヴィオン“の後はルイスプリマの”シング、シング、シング“。昔懐かしいジャズのナンバーをリコーダー四重奏で演奏いたします。世界最高峰のリコーダー四重奏団として世界に名を馳せたFRQのラストコンサートは16世紀から21世紀に至る音楽の旅とも言えるものになるでしょう。

前半の最後の曲目は1995年から1999年までFRQに在籍した吉嶺史晴のソロでJ.S.バッハの“シャコンヌ”をお届けします。

 

休憩の後はFRQと吉嶺による五重奏の曲目が並びます。

まずはP.ワーロックの“カプリオール組曲”。根強い人気を備えた曲でリコーダー愛好家の皆さんの発表会などで演奏されることも多いようです。FRQによっておなじみの“カプリオール組曲”、今回はどうなるでしょうか。。。

 

プログラムもクライマックスにさしかかって来ました。ヴィヴァルディの“四季”からリコーダー五重奏による“冬”を経て最後はベルギーの現代作曲家デル・ローストによる“大陸”組曲です。アジア、南アメリカ、オセアニア、そして最後は熱狂的なリズムにつつまれたアフリカ。地球の上にある様々な大陸の音のイメージとFRQの軌跡、それらが重なり合う空間と時間をどうぞお楽しみください。そして最後のアンコールタイム。

皆様、どうぞお元気で。またどこかでお会いしましょう!

心からの感謝と共に。(F.Y.)

 

 

 

                                               

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チケット販売の御案内

(チケット発売開始201861日 午前10)

 

鹿児島公演

日本キリスト教団鹿児島加治屋町教会

1130日(金曜日)15時開演(1430分開場)、19時開演(1830分開場)2回公演

全席自由 5000円(当日5500円)

 

十字屋クロス 099-239-8585

ミヤタカンパニー(霧島市)0995-46-1200

チケットぴあ山形屋099-227-6111

吉嶺音楽事務所009-229-4452 メールnangokurecords@goo.jp

 

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東京公演 

東京文化会館小ホール

123日(月曜日)19時開演(1830分開場)

全席指定 S席7000円 A席6000円(当日S席75000円 A席6500円)

 

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650   http://www.t-bunka.jp

e+(イープラス) http://eplus.jp

吉嶺音楽事務所099-229-4452  メールnangokurecords@goo.jp

 

 

 

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リンク

 

Flanders Recorder Quartet

Flanders Recorder Quartet (You Tube)

東京文化会館

日本キリスト教団鹿児島加治屋町教会

 

 

 

フランダース・リコーダー・カルテット日本最終公演2018 “The Final Chapter

主催:FRQ日本最終公演実行委員会

後援:ベルギー王国大使館

お問い合わせ:吉嶺音楽事務所 電話:099-229-4452   メール:nangokurecords@goo.jp

 

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